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訪問体験記

コミュニティを訪問することで、活動国をより身近に感じることができます

「チャイルドが住む村をこの目でみたい」「実際に会って話をしたい」「プロジェクトを見たい」そんな思いから、毎年多くのスポンサーの皆さまが活動国を訪れています。コミュニティを訪問することで、活動国をより身近に感じることができます。
チャイルドと交流するスポンサーにとっては、チャイルドに会って話をすることができ、思い出深い体験となります。ここでは、実際に訪問されたスポンサーから寄せられた訪問記をご紹介します。

訪問体験記 アジア編(バングラデシュ)

三石 ちはるさん

2018年10月、交流しているチャイルド、ラザック君に会うために、バングラデシュ北部のニルファマリ活動地域を訪ねました。

写真:チャイルドのラザックさんと

チャイルドのラザックさんと

プランとの出会い

中学生の頃に報道で知った途上国の飢餓や貧困が、心にずっと引っかかっていました。大学生になり途上国を訪れるようになると、自分に何かできないかという気持ちが強くなっていきました。就職して、ふと電車で見かけたプランのポスターに「これなら自分でも力になれる」と思い、結婚を機に、同じ想いを持っていた夫と二人でスポンサーになりました。

訪問のきっかけ

ラザックさんがまもなく18歳になり、チャイルドの登録終了となるため、今しか会えないという時期に、仕事が一段落して長期休暇が取れるタイミングが重なったためです。一番の目的はチャイルドに会うことでしたが、コミュニティやプロジェクトの様子を実際に見聞きして、プラン・フレンズの活動(小・中学生等への開発教育)に活かすことも目的の一つでした。

  • ※プラン・フレンズとは
    事務局を訪問する生徒の対応や、学校への出張授業などで講師を務めるプラン・インターナショナルの開発教育ボランティアです。講義やワークショップを通して、途上国の子どもの現状やプラン・インターナショナルの取り組みについて伝えます。
いざ訪問!

訪問当日の朝、宿泊先からプランの車で事務所へ移動し、プランの活動や滞在中の安全について説明を受けました。その後、コミュニティ運営の保育所や、公立小学校併設の幼稚園を見学。保育士や子どもたちと交流した後、いよいよラザックさんが待つ教室へ・・・。

そこには、ご両親や家族と一緒に、立派な青年に成長したラザックさんがいました。交流を始めた当時の報告では、親御さんが学校に行かせる意義をまだあまり感じていないようでしたが、今では大学を目指すまでに勉強を続け、村のために尽くしたいと語るラザックさんに、感慨もひとしお。

写真:小さな頃の写真を持参。会話のきっかけになりました

小さな頃の写真を持参。会話のきっかけになりました

ご家族も元気そうで、細々ながらも安定した生活を送っている様子が伺え安心しました。ラザックさんのお母さんが持参してくれた手作りのお菓子も皆で美味しくいただきました。皆さんが訪問を楽しみに準備してくださった様子が伝わり本当に嬉しかったです。

写真:お母さん手作りのお菓子(Pitha)

お母さん手作りのお菓子(Pitha)

訪問を終えて

支援をはじめた頃と比べて、着実に改善していることが実感できました。当初は安全な水の供給など、ハード面のインフラ整備に重点が置かれていたようですが、現在は教師トレーニングなど、活動がソフト面に移ってきていることがわかりました。また、複数の施設を訪問することで、プランが一つのコミュニティを様々なアプローチでサポートしていることも実感できました。

写真:ご家族と一緒に

ご家族と一緒に

バングラデシュの街は男性ばかりで、女性の社会進出はまだまだという印象でしたが、女性ユースのリーダー向け研修を見学した際に、リーダーの半数が女の子で、堂々と意見を発表している様子に、未来の可能性を感じました。訪問後は、プラン・ニュースや年次報告書に書かれている内容をより身近に感じられるようになりました。

訪問体験記 アフリカ編(エジプト)

角鹿 鮎さん

2018年12月、交流しているチャイルド、ヘバさんに会うために、エジプト中部のアシュート活動地域を訪ねました。

写真:チャイルドのヘバさんと

チャイルドのヘバさんと

プランとの出会い

支援を開始したのは約10年前。20代後半に差しかかった頃、人並みに色々な経験をしてきた中で、今後自分はどうしていきたいのか思い悩んでいる時期でした。家庭や進路に悩んだ子ども時代でしたが、中学生の時に始めた音楽が私を支えてくれました。音楽を通して得た素晴らしい経験や出会いはかけがえのない財産となりましたが、もしかしたらかつての自分のように「誰かに助けて欲しい」と思っている子どもがいるのではないかと、ふと思うようになりました。そこから戦争、いじめ、歴史などさまざまな活動があることなどを積極的に学び始め、自分の考えにマッチしたプランを見つけ、「これだ」と思いすぐに支援を始めました。支援はするけれど、あくまでも子どもたちの自発的な成長を促すこと、各地域の慣習や考えを尊重すること、また、支援者とチャイルドが直接的・個人的な繫がりを持たない配慮をすることに、大きな意義を感じています。

訪問のきっかけ

最初にお手紙をやりとりしたのはネパールの女の子でした。「ぜひ遊びにきて欲しい」という言葉をいただいていたのに、彼女が18歳になりチャイルド登録が終了に。どうして会いにいかなかったのだろうという後悔の気持ちが残り、新たにご紹介いただいたエジプトのチャイルドには、必ず会いに行こうと決めていました。訪問をためらう気持ちを後押ししたのは、私自身が、出会った大勢の方々の影響を受けて世界を広げ、学ぶことの大切さを知ったことでした。私が会いにいくことで彼女の世界が少しでも広がるかも知れない、それがこれまで支えてくれたたくさんの方々への恩返しにもなると思い、仕事で多忙を極めていましたが、年末年始休暇に思い切って訪問することにしました。

いざ訪問!

コミュニティ到着後、事務所でプランの活動について説明を受けた後、プランの活動を担っている地域開発協会の施設内の教室、広場など一ヶ所ずつ丁寧に案内していただきました。

チャイルドとご家族にお会いした時は 、まるで夢のようでした。独学のつたないアラビア語で懸命にチャイルドに話しかけると、チャイルドもたくさんお話をしてくれました。何色が好きか、どんな服が好きか、女性のおしゃれについてなどの何気ない会話は、本当に世界共通なんだな、と感じられました。ガールズトークで盛り上がると、お兄さんとお父さんは退屈しているようでした。

写真:歓迎してくれたアシュートの子どもたち

歓迎してくれたアシュートの子どもたち

一方、プランの方々も交えてプランの活動やいじめに関することなど大人がシビアに話をしている場面では、チャイルドはあくびをして退屈な様子。そこもまた、とても子どもらしい可愛いらしさで、万国共通だなと思いました。

自分が何かを少し学ぶことでこれだけの人々に喜んでいただけること、何気ない会話ができること、それでいてかけがえのない時間が作れることを実感しました。それがチャイルドや家族にも伝わっていたらいいな、と思いました。初めての海外旅行、初めてのコミュニティ訪問でしたが、最初から最後まで不安なく安心して過ごせました。

訪問を終えて

プランの活動に対する考えや方針についてはいつもお送りいただくレポートや報告書で確認し理解していました。その内容と異なるものはひとつもなかったです。あるとすれば「こんなに私の訪問に対して懸命に動いてくださるんだ」という驚きでした。改めて日本を始めとする活動国と現地事務所が手を取り合ってさまざまな活動を行っていることを実感しました。私が思っていたよりもずっと、コミュニティの皆さまが訪問を歓迎してくれました。

写真:お世話になった日本語通訳のハーガルさんと

お世話になった日本語通訳のハーガルさんと

少しでもチャイルドの支えになれていればと思っていましたが、私自身がチャイルドに支えられていることを実感しました。

訪問体験記 中南米編(ボリビア)

笠原 和起さん

2018年8月、交流しているチャイルドのディルベル君に会うために、中南米のボリビア・タリハ活動地域を9歳(訪問時)の娘さんと二人で訪ねました。

写真:チャイルドと家族と一緒に

チャイルドと家族と一緒に

プランとの出会い

もう15年も前のことなので、プランの支援者になろうと思った決定的な動機は覚えていないのですが、就職をして少し経済的な余裕ができたことも理由の一つです。大学生の時に初めて行った海外がボリビアだったので、その縁で、南米の中で最も貧しく格差も大きいボリビアのチャイルドの紹介を希望しました。

訪問のきっかけ

プランのスポンサーになって15年が経ち、一度はコミュニティ訪問をしたいと思っていました。家族や仕事の都合のタイミングがちょうど合い、今回の訪問が実現しました。現在のチャイルドであるディルベル君と、今回一緒に訪問した娘は同じ学年で、娘に文化の違いなどを学んで欲しいとの思いもありました。

いざ訪問!

ボリビアの都会(ラパスやタリハ)に到着した段階で、すでに娘は文化の違いに非常にショックを受けていました。ディルベル君が暮らすコミュニティまでは、タリハ市のホテルからプランの車で4時間の長旅。到着する頃には、娘も疲れ果ててしまいましたが、現地の職員が運転する車で安全にコミュニティまで移動でき安心しました。ボリビアでシートベルトを締めているのは、きっと私たちだけだよねぇ・・・と親子で話していたら、プランの職員も同意して大笑いしました。

写真:紙飛行機、うまく折れるかな?

紙飛行機、うまく折れるかな?

アンデス山脈の谷間、標高約3000メートルにある小さなコミュニティは桃の産地として有名。まさに桃源郷のような美しい村でした。 コミュニティの小学校でディルベル君と対面。児童全員で歓迎の踊りを披露してくれました。その後、折紙で紙飛行機を一緒に折り、皆で飛ばして遊んだことは良い思い出です。学校では、彼らの言語であるケチュア語の授業もあり、コミュニティが、子どもたちが通常の勉強以外にも、自分たちの文化を学ぶことに力を入れているのが分かりました。

写真:チャイルドのディルベル君

チャイルドのディルベル君

昼食は、ディルベル君のご両親が用意してきてくれた手作りのチーズや茹でたジャガイモ、干し桃のジュースのほか、お父さんが特別に川で取ってくれた沢ガニを茹でたものもごちそうになりました。

写真:ご両親手作りの昼食タイム

ご両親手作りの昼食タイム

訪問を終えて

プランがタリハ近郊で広く活動していることを知り、また、コミュニティでは“普通に”受け入れられていて、プランが、および自分の寄付が、役に立っていると感じました。職員の方々は先進国基準で働いていることがわかり、プラン全体を信頼できるようになりました。コミュニティには中学校がないため、よく勉強した子どもたちは進学で村を離れてしまいます。

写真:空高く飛んでゆけ!

空高く飛んでゆけ!

この先社会システムがどのように変わることが、子どもたちにとって、あの美しい村にとって、ボリビアにとって、人類全体にとってよいのか、考えさせられる旅となりました。

お問合わせ

支援者窓口 「コミュニティ訪問」係
ウェブサイトのお問い合わせフォームよりお送りください

その他のご連絡方法
TEL:03-5481-6100(平日9:00~17:30)
FAX:03-5481-6200

  • ※お電話の場合、翌日以降の折り返しのご連絡となる場合がありますので予めご了承ください。

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