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【第3報】緊急支援物資の提供と、「子どもひろば」の設置~インドネシア地震~
緊急支援
(更新)

寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。
インドネシア中部のスラウェシ島で発生したマグニチュード7.5の地震と津波により、10月15日の時点で死者数は2100人にせまり、避難者が7万8000人を超えるなど大きな被害が報告されています。損壊した学校は約900校にのぼり、約14万人の子どもたちに影響を与えています。子どもたちは学校にも行けず、不安を抱えたまま、安全に過ごす場所を失った状態です。プラン・インターナショナルは、現地の人々のニーズに基づいて緊急支援をすすめています。
衛生キットとシェルターキットを提供しました
避難所の衛生状態の悪化に伴い、感染症のリスクも懸念されているため、プランは5カ所の避難キャンプで573世帯に衛生キット(タオル、歯みがき粉と歯ブラシ、せっけん、くし、衣服、バケツとひしゃく)を提供しました。今後さらに多くの衛生キットを提供し、避難キャンプで生活する人々の衛生状態の改善を目指す予定です。また、595のシェルターキット(テント用のシートや敷物など)を提供し、避難している間も少しでも快適に過ごせるように配慮しました。
衛生キットを受け取る人々
配布は混乱を避けるため、引換券を最初に配布
シェルターキットを受け取った人々
提供したシェルターキットのテントを組み立てる人々
移動式の「子どもひろば」で癒しの時間を
災害を目の当たりにしてショックを抱えた子どもたちが、そのストレスを発散する場や安心して過ごせる場所として、合計6カ所にテントを使った 「子どもひろば」※を設置しました。これまでに159人(女の子91人、男の子68人)が利用して、レクリエーション活動を通じ、子どもたちが元気に遊びました。また、遊びだけではなく、女の子たちが月経時の衛生管理、子どもの保護、防災の知識を学べる場としても活用されています。
子どもたちのストレスを少しでも軽減するために
- ※「子どもひろば」
災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。現地では、混乱のなか、子ども、とりわけ女の子は虐待や搾取の対象となる危険性が高まります。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守ることができるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です(詳しくはこちら)
「子どもひろば」で癒しの時間を / プラン・インターナショナル・ジャパン(10秒)
- ※いただいたご寄付は、被災地の状況変化により、同様の被害にあった近隣国での支援活動に充てさせていただく場合もあります。あらかじめご了承ください。
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