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【第4報】子ども支援と支援者の心のケア研修~台風19号緊急支援~
日本
緊急支援
(更新)

寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。
台風19号緊急支援へのご支援、誠にありがとうございます。
プラン・インターナショナルは10月17日より、台風19号で被災した長野県にて、小中学校の先生方や地元の子ども支援団体の方々からニーズの聴き取り調査をしてきました。10月20日から11月4日まで「子どもひろば」※を運営し、さらに11月10日、11日には、被災した子どもや、支援する側の心のケアに関する研修を実施しました。また、学校再開にあわせ、現在被災した子どもたちへの学用品の支給を準備しています。
- ※「子どもひろば」
災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守れるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です(詳しくはこちら)
「みんなで一緒に遊びたい!」
11月2日、「子どもひろば」を運営している避難所の外のグラウンドで、イベントを開催しました。避難所で生活している子もいない子も「子どもひろば」をで一緒にのびのびと遊べる機会を作りました。近隣の小学校や中学校からも子どもたちが参加して、ボール、凧揚げ、シャボン玉、鬼ごっこなど、グラウンドで、思いきり体を動かしました。
「子どもひろば」は11月4日に活動を終了し、のべ60人の子どもたちが利用しました。
広いグラウンドで凧揚げを楽しむ
サッカーで体を動かしました
室内の「子どもひろば」で工作を楽しむ
完成した工作作品
「災害後の子ども支援」と「支援者の心のケア」の研修
講師にケア宮城代表で宮城学院女子大学名誉教授の畑山みさ子先生をお迎えし、合計110人が参加しました。畑山みさ子先生とは、プランが東日本大震災緊急・復興支援のときからともに活動しています。
長野市子どもにやさしいまちフォーラムと、長野市災害ボランティア委員会と共催で行ったこの研修では、東日本大震災で起こった実例を踏まえ、災害後子どもたちに起こりうる変化や個々に適した支援、さらに支援者への支援の必要性についてお話しいただきました。また傾聴の実践も行い、被災された方に無理に話をさせない姿勢支援を促しました。参加された方々は終始先生のお言葉に耳を傾け、ワークショップにも積極的に参加されていました。
災害後に注意すべき点を説明する畑山みさ子先生
畑山みさ子先生のコメント
皆さん研修に耳を傾け、ワークショップに熱心に取り組んでくださいました。災害から1カ月が経ち、疲れが出てくるころだと思います。支援をしている方も気持ちをリラックスさせて、息の長い支援ができるように心がけていただきたく思います。
今後のプランの活動予定
プランでは、東日本大震災などこれまでの国内での緊急支援で得た活動ノウハウをもとに、長野県で以下の支援活動を継続・実施予定です。
- 学校再開後の学用品支給
最新の情報は、ウェブサイトやFacebookで順次ご報告していきます。
なお、被災地の状況変化により、ご寄付の一部を今後の国内緊急支援にあてさせていただく場合もあります。
お問い合わせ
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン
支援者窓口
TEL:03-5481-6100(平日9:00~17:30)
FAX:03-5481-6200
E-mail:service@plan-international.jp
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