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株式会社ポーラ

国内のジェンダーギャップ解消を目指し
アドボカシー活動に力を注ぐ

株式会社ポーラ サスティナビリティ推進室
駒祐介さん

サスティナビリティ推進室 駒祐介さん

株式会社ポーラ 駒祐介さん

国内のジェンダー課題に対するプラン・インターナショナルのアドボカシー活動に共感し、国際女性デーで寄付とジェンダーに関する社内研修を実施してくださった株式会社ポーラ。老舗の化粧品会社ならではの課題意識と解決に向けた取り組みについてお話をうかがいました。

(2022年07月)

サステナビリティ推進の一環として寄付を実施

写真:地域からジェンダー課題を発信することが期待されるビューティーディレクターの皆さん

地域からジェンダー課題を発信することが期待されるビューティーディレクターの皆さん

1929年創業のポーラは、その8年後に初めてのセールスウーマンが誕生して以来、女性活躍企業としての歴史を刻んでいます。現在では全従業員の約4分の3が女性であり、2020年には日本の大手化粧品会社で初めて、女性の代表取締役社長※1が率いる企業となりました。
ポーラでは、ジェンダー・年齢・地域格差といったさまざまな「壁」を解消することをサステナビリティ(持続可能性)のゴールとして掲げ、昨年、その推進を担う「サスティナビリティ推進室」を立ち上げました。そして、今年3月8日の国際女性デーにあわせて寄付を行うことを決め、プラン・インターナショナルを選ばせていただきました。
その理由は、途上国への支援だけでなく、国内のジェンダー課題に対するアドボカシー※2活動もきちんと行っていることに感銘を受けたから。日本はジェンダーギャップ指数※3が先進国のなかでも最低レベルであることが毎回話題になりますが、そうした自国の課題を具体的に知ることは、途上国支援など世界の課題に目をむける際にも、とても大切だと考えています。

  • ※1 2020年1月に及川美紀氏が代表取締役社長に就任
  • ※2 社会問題の実態を調査し、人々に広く関心をもってもらい、政府や国際機関などに解決のための働きかけを行う活動のこと
  • ※3 世界経済フォーラムが発表している指数。日本は世界156カ国中120位(2021年)だった

大きな気づきがあったジェンダー研修

写真:研修では、ジェンダー課題や女性のリーダーシップなどについて議論しました

研修では、ジェンダー課題や女性のリーダーシップなどについて議論しました

国際女性デーには、プランの職員の方にファシリテーターをお願いし、ジェンダー課題意識向上のための研修も開催しました。当日参加した社員(男女比は3対7)からは、「ポーラで働いていると気づきにくいが、まだ課題がある」「ジェンダーバイアスの具体例を自分で思いつくことができなかったが、それはジェンダー平等の意識が低いせいなのだと感じた」「男性がもつ無意識のバイアスの強さを感じた。意思決定層に女性を増やす必要がある」「リーダーになりたくないという女性が多くいることも事実。その理由を深堀りしなければ」などの感想が寄せられました。
この研修の様子を収めた動画はその後、「日本女性のリーダーシップについて」というタイトルで1300人あまりの社員と、約3万3000人のビューティーディレクター(全国のポーラショップで働く人々)に公開。ジェンダーリテラシーを高める教材として活用しています。

ポーラの強みを生かしイノベーションを!

現在、ポーラの女性管理職の割合は3割ほど。社長は「意思決定の場に女性が少ないということは、会社としてそれだけ機会損失している。多様な意見が出やすい状況を作るには、3割はまだまだ少ない」と話します。日本の女性は自己肯定感が低い人が多いとされているので、そこを改善し、より多くの女性にリーダーをめざしてもらうことも重要です。
こうした課題をクリアするには時間がかかりますが、ポーラには本社だけでなく、ビジネスパートナーの拠点が全国に約3200あり、それぞれに女性リーダーがいます。この強みを活用して同時多発的に発信できれば、真の多様性のメリットが現れ、イノベーションも起きやすくなるのではと画策しています。同じ志をもつプランとも、また何か一緒にできる企画はないかと考えをめぐらせています。

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