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ネパール大地震緊急支援~子どもひろばを開設~
ネパール
緊急支援
(更新)
寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。
プランは、地震で大きな被害をうけたカトマンズ盆地の地域5カ所で「子どもひろば」を開設しました。子どもひろばは、子どもたちが日常生活を取り戻し、被災体験を乗り越えるうえで重要な役割を果たします。
被災した子どもたちが笑顔を取り戻す場所
子どもひろばでのびのび
みんなで遊んで元気を取り戻します
災害時には、子どもたちは見過ごされやすく、搾取や暴力の対象にもなりえます。地震の被害により多くの家族が屋外で生活しているなかでは、子どもたちは特にぜい弱な立場におかれます。子どもたちが安全で心から安心できるスペースで遊べることは、大地震で受けた強い衝撃からいやされる第1歩です。今回開設された子どもひろば※では、1000人近い子どもたちの利用が見込まれています。研修を受けたボランティア18名が運営を担い、ゲームや歌、ダンスやアートなど様々なレクリエーション活動を用意します。
ボランティアはプランの専門家と連携を組み、専門的な心理的支援を必要としている子どもたちを専門機関につなぐ役割も果たします。また子どもだけにかぎらず、親や地域の人々が保健衛生、子どもの権利と保護の必要性について知る場所にもなります。
プランは、さらに被災地域で100カ所の開設を目指して、調整を行っています。
- ※「子どもひろば」
災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。現地では、混乱のなか、子ども、とりわけ女の子は虐待や搾取の対象となる危険性が高まります。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守ることができるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です(詳しくはこちら)
仮設の学習スペースを設置
ネパール教育省の報告では、国内の教室1万4500室以上が全壊、9000室以上が半壊しており、約95万人の子どもたちが学校に通えない状況にあります。プランは政府や他の関係機関と協力して、学校に通うことのできない子どもたちのために、仮設の学習スペースを設置する計画を進めています。
ネパール大地震緊急支援へのご協力をお願いいたします。
貼り出された一日の予定表
食事や飲料水も提供されます
初日から大勢の子どもたちが集まりました
安全について話し合う女の子グループ
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