- 国際NGOプラン・インターナショナル 寄付・募金で世界の女の子を支援
- 活動をみる
- 活動レポート
- 【経過報告】「グアテマラ噴火緊急支援」~グアテマラ~
【経過報告】「グアテマラ噴火緊急支援」~グアテマラ~
グアテマラ
緊急支援
(更新)
緊急・復興支援2018年度活動報告
「子どもひろば」で子どもたちのストレスを軽減
活動内容
プラン・インターナショナルは発災直後から、緊急支援物資の支給や学校再開のための教材支給を中心に実施してきました。避難生活が4カ月以上に及び、避難所運営の支援、そこで暮らしている子どもや保護者向けに「子どもひろば」※の運営、心のケア、学校再開のための教室用テントの支給、教室用備品や教材、衛生キットの支給を行っています。また、仮設住宅を建てた場所でのコミュニティ再建を目指して、意識啓発や女性も男性もともに自分たちがコミュニティの運営を担えるようにするための能力強化の活動を実施しています。
- ※「子どもひろば」
災害・緊急時に、子どもの保護と心のケアのために設置・運営されます。現地では、混乱のなか、子ども、とりわけ女の子は虐待や搾取の対象となる危険性が高まります。子どもたちが一日もはやく日常を取り戻せるよう、遊びや学習を取り入れることで、子どもたちが抱えるストレスを軽減させ、自尊心を育み、自分を守ることができるようになることも視野に入れて活動します。また、保護者も含めた子どもの保護への理解を深める場としても重要です(詳しくはこちら)
おもな活動の成果
地域 | エスクィントラ県内(3カ所)、アロテナンゴ県(1カ所) | ||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
期間 | 6カ月(2018年6月~12月) | ||||||||||||||||||||||||||||
2018年度 おもな支援内容と対象 |
|
プロジェクト背景
2018年6月3日、グアテマラの首都グアテマラ・シティの南西40キロに位置するフエゴ火山が噴火しました。噴火の規模は過去40年間でもっとも大きく、死者182人、行方不明者256人という甚大な被害をもたらしました。避難所で生活している人は現在も3200人以上に及んでいます。(2018年10月1日現在)
関連リンク
現地の声
ヘクターさん、70歳、被災者
子どもの遊び場は、住民が被災して避難している間に放置され、雑草で覆われてしまいました。そこで、プランの力を借りコミュニティの住民たちが3週間かけて整備を行い、子どもたちは安心して外で遊べるようになりました。自分たちのコミュニティを支援することができてうれしく思います。皆と力を合わせて働くことが楽しかったです。今では率先して活動に参加しています。
子どもの遊び場を整備するヘクターさん