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【おしえて!プラン】「月経衛生管理」への支援とは?

お知らせ

(2021/08/16更新)

おしえて!プラン」は、プラン・インターナショナルの活動や報告に出てくる用語をわかりやすく説明するシリーズ記事です。

今回のテーマは「月経衛生管理」、活動報告などでよく出てくるワードです。具体的に何を指すのか、なぜ大切なのか、詳しく解説します。

クラスメートと楽しく遊ぶ、障がいのある女の子

Q.「月経衛生管理」とは?

A.「月経期間中、安全で衛生的に過ごすこと」を指します。

「清潔な生理用品を利用できること」、「プライバシーの保たれた安全な衛生設備を利用できること」、「水や石けんを使って身体を清潔に保てること」が正しい月経衛生管理のポイントです

途上国ではさまざまな事情で、生理中に安全・衛生的に過ごせない場合が多くあります。この問題を解決するために、プランは各国でより良い「月経衛生管理」にむけた支援を行っています。生理を経験する人々が、心も体も健全に生きるためには、本人と周囲の人々が、生理・月経を正しく理解することが何よりも大切です。

壁に書かれた啓発メッセージ(ネパール)

壁に書かれた啓発メッセージ(ネパール)

  • ※出典:Guidance on Menstrual Health And Hygiene(UNICEF)

途上国で「生理」が日常生活を妨げる理由

途上国では、生理にまつわる多くの障壁が日常生活を妨げ、生理中の人の行動と可能性を制限しています。その要因は国によってさまざまですが、大きくは以下の3点が挙げられます。

生理用品が手に入らない/
清潔なトイレがない

世界で月経を迎えた人のうち1/4が、生理用品や衛生的なトイレなどへのアクセスが困難な状態にあるといわれています。
正しい処置ができなければ、生理期間中は人目を避けて、学校に行けない状況になることも。

正しい知識不足

多くの途上国では、生理を含む保健や基礎的な衛生に関する教育が行われていません。体の発達や性教育などを教える授業がないことから、大人たちも「生理」の正しい知識を持てず、子どもたちに伝えることが難しいのが現状です。

偏見や迷信

多くの国や地域で、生理にまつわる偏見や迷信が存在します。
生理中は不浄(ネパール)、生理が始まれば結婚適齢期(エチオピア)、生理中は人前に出てはいけない(ガーナ)など…
根拠のない偏見により、行動が制限されてしまいます。

人々が直面する深刻な生理の現実

貧困により生理用品を手に入れられない場合、ナプキンはぜいたく品と見なされ、女の子や女性たちは食料や学用品などの生活必需品を優先しなければなりません。

汚れた下着を洗って、濡れたまま身につけなければいけない場合もあれば、古布や新聞紙などの古紙で代用し、その場をしのぐ人もいると言います。不衛生な処置は、炎症を起こす危険性も生んでしまいます。

生理痛があっても薬が手に入らない状況の人もいます。また、大人たちも正しい知識を持たないため、生理痛が重く病院へ行っただけで「中絶の失敗だ」、「売春婦だから何か病気にかかったのだろう」と批判の的になってしまう地域もあるといいます。

使い捨てナプキン1パックは、1家族4〜5日分の豆の価格に相当(グアテマラ)

使い捨てナプキン1パックは、1家族4〜5日分の豆の価格に相当(グアテマラ)

生理にまつわる困難は、日常生活と将来に影響

「生理中、安全で衛生的に過ごせない」という問題があると、生理期間を過ごす人たちの生活はあらゆる面で影響を受けます。

教育

男女別トイレや生理用品の不足のため、生理中は学校を休まざるを得ない/「生理中は学校に行かなくてよい」と言われる
…中途退学につながり、自立の機会を失う

健康

不衛生で不適切な代用品(古布、新聞紙、小枝など)を使用する
…炎症や感染症の危険

経済

必要とする生理用品が手に入らない/トイレなどの衛生設備へのアクセスがない
…働く機会を失う

尊厳

理解不足からのからかいや、根拠のない辱めを受ける
…日常の活動から疎外される

社会活動への参加

痛みや不快感を処置できない/経血漏れの不安
…集中力や参加する機会の欠如を招く

生理を理由にした学校の中途退学や、社会活動への参加の制限は、
可能性を奪い、将来にわたる悪影響を及ぼすことになります。

プランの「月経衛生管理」の支援

生理中は体調が優れない場合も多いため、すべての人が社会で平等に活動するには、当事者だけでなく、周囲の人々の理解が重要です。プランは生理用品の配布や施設整備の支援のほか、啓発活動を重視し「月経衛生管理」の大切さを伝えています。

生理用品キットの配布(ザンビア)

生理用品キットの配布(ザンビア)
布ナプキンや下着、石けん、バケツ、腰布などを配布。
(地域により水へのアクセスが困難な場合などは、使い捨てのナプキンが配られることもあります。)

月経衛生管理に関する啓発活動(ネパール)

月経衛生管理に関する啓発活動(ネパール)
生理中も衛生的に生活できるよう、
月経の対処方法や生理用品の正しい使い方などを学びます。

女子部屋と生理用品を学校に設置(ルワンダ)

女子部屋と生理用品を学校に設置(ルワンダ)
必要な時に使えるように生理用品をはじめ、石けんや洗剤、下着などの衛生用品を設置。
また、具合が悪い時に休める、専用の部屋を設置した中学校もあります。

布ナプキン作りのワークショップ(ガーナ)

布ナプキン作りのワークショップ(ガーナ)
自分たちが使う布ナプキンの作り方を学ぶだけでなく、
市場で売ることで収入を得ることができるようになります。

男の子たちへの意識啓発(コロンビア)

男の子たちへの意識啓発(コロンビア)
女の子の生理や思春期の体や感情の変化、性と生殖に関する健康について理解を深める啓発活動を行います。
ジェンダー平等への理解にもつながります。

男女別トイレと手洗い場の設置(グアテマラ)

男女別トイレと手洗い場の設置(グアテマラ)
生理中でも女の子がトイレを使いやすいように男女別のトイレを設置。
生理用品を備えているところもあります。

教師たちの理解促進(ルワンダ)

教師たちの理解促進(ルワンダ)
生理や保健衛生について教師たちが理解することで、子どもたちにその重要性を伝えていきます。

「生理用品が人生を変えた」ストーリー

プランは、生理用品の製造事業を行う「サニマート」の起業も支援しています。地域の人々が「月経衛生管理」を正しく行えるようになるだけではなく、以前は無収入だった女の子・女性たちが働いて収入を得ることで、自信を持って生きる助けにもなっています。

<生計向上・教育・自立に役立つ支援>

  • 母親たちが働き、子どもの授業料に
  • 収入で必要な生活用品を購入できる
  • 学生が放課後に働き、収入は学用品や交通費に

写真:「生理用品が人生を変えた」ストーリー

「月経衛生管理」で尊厳を守る

生理用品を手に入れやすくし、トイレなど衛生施設の整備をすることは支援の始まりにすぎません。地域に根強く残る偏見や迷信を変えていくことは、時間がかかり、難しいものです。生理・月経を含む保健衛生について、男女が共に若いうちから学ぶ土壌を作り、深く理解する人を増やしていくことが重要です。

プランの活動地域では、活動期間が長くなるにつれ、人々が自由に話せる空気ができ、生理がタブーではなくなっていきます。こうした長期的な活動が、女の子の尊厳を守り、教育の継続や早すぎる結婚の防止、そしてジェンダー平等へとつながっていくのです。

写真:月経周期について学べるブレスレット(タンザニア)

月経周期について学べるブレスレット(タンザニア)

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国際NGOプラン・インターナショナルについて

プラン・インターナショナルは、子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70カ国以上で活動する国際NGO。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を進めてきました。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。

写真:プラン・スポンサーシップ

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