プラン群馬の会 ブラジル料理教室
プラン群馬の会では6月27日にブラジル料理教室を開催しました。会としては一昨年のスリランカカレー教室に続き2回目の料理教室です。
講師に県内在住のブラジル人、中田エライネさんをお招きし、コシーニャとサラダを作りました。コシーニャはブラジルの代表的なスナックで、茹でた鶏肉や玉ねぎを炒め、小麦粉の生地で包み揚げたコロッケです。イベントやお祝いの席には必ず出てくるポピュラーな料理で、「コシーニャ」というのはポルトガル語で「小さな鶏の腿」という意味だそうです。そこでコロッケは可愛いらしい雫の形をしています。
はじめに先生から調理の流れを実践していただき、その後5人ずつの2グループに分かれて取り掛かりました。
調理が始まると日本ではあまり見かけないスモークパプリカというスパイスの香りが部屋中に広がります。鶏の茹で汁で練った小麦粉の生地を小さなコップの様に成形し具を詰めて雫の形に仕上げるのですが、なかなか先生の様に手際よくいきません。苦戦しましたが、2時間ほどで60個ほどのコシーニャができ上がりました。
初めて群馬の会に参加された方が半数以上でしたが、すぐに和気あいあいと作業できるのは、さすがプランというつながりのおかげでしょうか。
コシーニャは揚げ物と言ってもとても軽い仕上がりで、何個でもいけそう。ビールがあれば最高かも!
先生はスパイスの効いた自家製ドレッシングを持参してくださり、食べ慣れた野菜が特別な味わいとなったサラダも添えられました。
食事の後は、先生お手製の人参のチョコレートケーキとブラジルコーヒーをいただきながら、自己紹介、プランに参加するきっかけやチャイルドの話で盛り上がりました。参加されたきっかけは様々ですが、みなさんのプランに対する熱い思いが伝わってきました。また先日参加行われた「全国支援者の集い」の報告もさせていただきました。
美味しいブラジル料理を堪能し、支援者同士の交流も深めることができ、楽しく有意義な例会となりました。
プラン・奈良の会 職員報告会
6月7日(日)に、プランの「わたカフェ」ソーシャルワーカー志村範子さんをお招きし、その活動をテーマに講演をしてもらいました。
世界80ケ国以上で子どもの支援、中でも困難な状況に置かれた女の子の支援を続けるプランですが、国内の女の子にも目を向けようとして、女の子のための居場所「わたカフェ」が設立されて5年が経過しました。
これまで500人以上の女の子が登録し、ゆっくり過ごしたり専門スタッフと会話したりしています。
女の子たちはそれぞれ問題を抱える場合が多く、いじめ・虐待を含む学校や家庭での人間関係・妊娠・性的搾取・経済的困難さに代表されます。これらは、女性の自死率の上昇が続いていることに如実に表れています。男女格差は縮まってはいるものの、コロナ期は男性よりも女性の解雇率が高かったことは記憶に新しいことです。
「わたカフェ」のスタッフであるソーシャルワーカー・助産師・心理士がチャットや対面で女の子からの相談にのり、利用者の50%はこの相談を利用しています。内容は、ルッキズム・性被害・学業・仕事・家族や対人関係・経済問題などですが、これらを自分一人の力で乗り越えようとして苦労している姿が見えてきます。
志村さんは、その中でソーシャルワーカーとして働いており、以前乳児院等で働いた経験も踏まえ女の子たちに向き合っておられます。そして、「一人で問題を抱え込まないために、人に伝えてよかったと思えるように」と「主人公はあくまで女の子だということを忘れず、『私が私らしく』いられるように」と活動されています。
対応で大切にしていることは、
- 本人の意思の確認
- 距離感を測る
- 見守る
ということです。そして、プランのユースグループとも連携をして活動されているとのことでした。
講演後には「国外と国内の支援のバランス」について質問が出ました。また、「国内でこのような活動をされていたことをほとんど知らなかった」「どうしてもプランは途上国への援助という感覚から抜けられない」などの意見も出されましが、その後、ユースグループで活動されていた方からのお話もあり、内容の理解が深まったかなあと思っています。
