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2024年2月 プラン支援者の会開催報告
2024年2月開催の支援者の会報告
ガールスカウト札幌地区「ワールドシンキングデイ集会」 PLANサポーターズ（札幌）
2月22日は世界中のガールスカウトたちが互いを想いあい、世界の課題について取り組む「ワールドシンキングデイ」です。
すごろくは今回も大人気！
PLANサポーターズは、2月18日、札幌で開催された「ワールドシンキングデイ集会」にて「ゴールできない(?)すごろく 〜ガルチャ村に生まれたら」を実施してほしいと要請され、参加しました。
どうして女の子はゴールが難しいの？
当日は参加者が多かったので、ステージの上というスペシャルな場所に2つ机を用意し、同時進行。参加してくれた女の子たちからは「到達率5%のルールが『中学校卒業』なのはおかしい」という声がありました。「中学卒業が高いハードルという国がある」ということに気づいてくれたのだと思います。また、いくつものマスに「女の子はゲームオーバー」と書かれているのに、男の子には無いことにも驚きがあったようです。
振り返りができるようにプリントも配りました
ゲーム終了後に振り返ることができるように、簡単な説明を書いたプリントを配り、環境問題と貧困、女の子の教育と早すぎる結婚について、自分たちにできることは何かを考えてもらえるようにしました。
女の子は勉強したい気持ちがあっても断念しなければならないこと、その理由の一つが結婚であることに戸惑う子や、自分たちが経験したことがない差別の存在を知ってショックを受けた子も。このように「もしこれが自分だったら・・」と想像することが、このすごろくの大きな意味です。
後日、主催のガールスカウトさんから「どの年齢層にも大変好評」「じっくりと腰を据えてできる機会を設けてほしいという声が寄せられた」と伺いました。
ガールスカウトの女の子たちは日頃から「困っている人を助ける」ということを心がけているので、こちらも非常にやりがいを感じます。5年ぶりに会うガールから「覚えてます！ピンクのTシャツ」という声をもらったり、数年ぶりに会うと小学生だった子が高校生になっていたりと、彼女たちの成長を見られることにも、喜びを感じます。また次回、ひとまわり大きくなった彼女たちに会うのが楽しみです。
プラン・長崎ペアレントの会「令和5年度の集い」
2月18日、長崎県出島交流会館で、令和元年11月以来、4年ぶりに「令和5年度の集い」を行いました。参加者は20名。講師として出席されたプランのリレーション開発部森田美和さんに、「プラン創立40周年と女の子に焦点を当てた支援のなぜ？」と題して、今、プランが「なぜジェンダーを軸にしているのか？」「そもそもジェンダーとは？」について、参加者からの質問も交えながら判りやすく話をしてくださいました。
グループに分かれてお弁当タイム
昼は4テーブルに分かれ、会で準備したお弁当を食べながら、支援者同士の交流をしました。森田さんが各テーブルを回られて、プランについての質問などに答えてくださり、にぎやかな時間となりました。
このすごろくはゴールが難しい・・！
午後は、PLANサポーターズ（札幌）製作のすごろくゲーム「ガルチャ村に生まれたら」をお昼のグループで行いました。最初にさいころの目で男の子、女の子に分かれ、途中途中に設定されている出来事を「さいころの目」で乗り越え進級できるか、できないとゲーム終了となり、ゴール（中学卒業）にたどり着いた方は数えるほどで、教育を受けることの難しさを実感されていました。
皆さんご参集ありがとうございました
次に森田さんが昨秋、訪れられたカンボジアシェムリアップで出会った子どもたちのこと、地域の活動の様子を現地の写真や動画を交えて「カンボジア出張報告」をされました。チャイルドがスポンサーからの手紙についてもらえない子が「もらっている子がうらやましい」とコメントしたと聞き、「お手紙書かなくては！！」と皆さん、思われたことと思います。楽しいひと時を過ごすことができました。
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