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【第4報】難民キャンプから動画が届きました~ロヒンギャ難民緊急支援~

バングラデシュ

緊急支援

更新)

寄付の募集を締め切りました。ご支援いただきありがとうございました。
今後も、「ロヒンギャ族の子どもの虐待防止」プロジェクトにてミャンマー・ラカイン州に暮らす少数民族の子どもの心理的ケア、行政や司法の専門家らとともに子どもをあらゆる暴力や搾取から守るための体制づくりを継続的に行います。


2017年8月末にミャンマーのラカイン州で暴動が発生してから100日以上が経過しました。バングラデシュのコックスバザール県では難民の数が増え続け、2017年12月7日現在、64万人を超えています。
今後は、教育や安心して子育てができる環境を整えるなど、次世代の育成を視野にいれた支援が必要とされています。

写真:100 days of the Rohingya Crisis

  • ※出典:United Nations Office for the Coordination of Humanitarian Affairs

難民キャンプで人々の声に耳を傾ける

2017年12月4日、プランのバングラデシュ国統括事務所長のオルラ・マーフィーが、難民キャンプで子どもと女性を中心に、現状に関する聞き取り調査を行いました。

ロヒンギャ難民の100日間~「これまで」と「これから」~(バングラデシュ)/プラン・インターナショナル・ジャパン (1分57秒)

バングラデシュ国統括事務所長オルラ・マーフィーは
「これまでは、もっとも必要とされる簡易トイレの設置やプライバシーが守られた水浴び場の設置などをしてきました。これからはそうした支援に加えて、キャンプ内での教育支援など、子どもたちや若者の未来を見据えた活動が必要です。子どもたちが健やかに育つ環境が必要なのです」、と訴えます。

安心して出産し、子育てできる環境が必要

ディララさん(21歳)とラヒムラーさん(24歳)の夫婦は、火をつけられ燃えさかる村から、わずかな食料と水、衣服を手に、1カ月前にバングラデシュに逃れてきました。8歳を筆頭に4人の子どもがいます。4番目の子どもは、難民キャンプで出産しました。テントの中で、硬い地面の上にマットを敷いただけの自室が分娩室でした。同じ難民キャンプ内にいた助産師が介助してくれましたが、何の医療器具もなく、難産でした。

写真:生まれたばかりの息子と妻のディララさん

生まれたばかりの息子と妻のディララさん

夫婦は生まれた男の子に「光輝く」という意味をもつアノワールと名づけました。「息子は本当に強い子です。私のお腹の中にいて、一緒にここまで長い時間を歩いて逃げてきたのですから」とディララさんは話しました。

「ゼロから生活を立て直さなくてはなりません。子どもたちも新しい環境に慣れる必要があります。これからの生活を考えると不安に襲われます」と夫婦は話します。家族の所有物は、プランが配布したバケツや歯ブラシ、石鹸などの衛生用品のみ。それでも、夫婦はどんな困難のなかにあっても、力を合わせて4人の子どもを守り抜きたいと決意しています。

写真:2歳の娘と夫のラヒムラーさん

2歳の娘と夫のラヒムラーさん

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