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【第5報】ロヒンギャ難民緊急支援 2018年1月までの活動報告

バングラデシュ

緊急支援

更新)

プラン・インターナショナルは2017年9月から2018年1月まで、ロヒンギャ難民緊急支援の寄付を募集しました。皆さまの温かいご支援により、現在までに約6万人を支援することができましたこと、心よりお礼申し上げます。これまでの活動と成果をご報告します。

2017年8月末からミャンマーのラカイン州で発生した暴動とその混乱が原因で、65万人を超えるロヒンギャ族の人々が隣国バングラデシュ、コックスバザール県に逃れました。多くのロヒンギャ族の人々は、急ごしらえの不衛生な環境で、避難所での生活を始めました。この結果、ジフテリアなどの感染症が蔓延しました。このため、これまでの5カ月間の活動では、とくに衛生環境を整えることに最優先に取り組みました。また、女性のプライバシーに配慮した水浴び場を設置することで、混乱のなかで高まる性暴力のリスクに対応しました。

写真:衛生用品キットの支給を待つ女性たちの列

衛生用品キットの支給を待つ女性たちの列

これまでに実施した活動内容

  • 公共トイレの設置(700基)
  • プライバシーに配慮した、女性のための水浴び場の設置(200基)
  • 石鹸や歯ブラシなどの衛生用品キットの支給(1万世帯)
  • 生理用品キットの支給(1万人)
  • 衛生に関する意識啓発セッションの実施(686回、2万9771人が参加)

写真:プランの支援で建てられた公共トイレを掃除する女性

プランの支援で建てられた公共トイレを掃除する女性

写真:意識啓発セッションで衛生行動の大切さを伝えました

意識啓発セッションで衛生行動の大切さを伝えました

生理用品の支給を受けた女の子たちの声

「最初に避難所に到着したとき、ナプキンを持っていなかったので、服を汚し、部屋に閉じこもることもありました。トイレに行くときは、誰もいない早朝に、母親に付き添ってもらいました。私たちの慣習では娘の使用済みナプキンを、母親や年長の女性がひそかに離れた場所に埋めます。でも埋める場所はあまりありません。布ナプキンをもらったおかげで、繰り返し使えるようになりました」

写真:生理に関するニーズに応えるため、慎重に悩みを聞きました

生理に関するニーズに応えるため、慎重に悩みを聞きました

今後は子どもの保護や教育支援に注力

プランが設置した公共トイレは、これまでに3万人以上が使用し、女性のための水浴び場は約2万人が使用しています。プランは、今後、保護者を失った子どもたちの保護や避難所での教育支援にも力を入れ、2018年9月までに、25万人に支援を届けることを目指しています。

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