カメルーンからのメッセージ
カメルーンのプラン・インターナショナル職員が、チャイルドの一人、オウモール(15歳の女の子)さんに電話で話を聞きました。その会話をご紹介します。
- プラン職員
- 新型コロナウイルス感染症(以下、COVID-19)が何か知っていますか?
- オウモール
- COVID-19についてはテレビで見ていますが、世界中の人々の命を奪っているとても深刻な病気です。
- プラン職員
- COVID-19の感染拡大を防ぐために何をしなければならないか知っていますか?
- オウモール
- 基本的な衛生ルールを守る必要があります。つまり、定期的に石けんと流水で手を洗い、ほかの人と距離を取るようにして、マスクを着けます。
家族に手洗い方法を教えるコミュニティボランティアの女性
- プラン職員
- COVID-19はコミュニティの人々の生活にどのような影響を与えましたか?
- オウモール
- 私のコミュニティでは、移動と娯楽が制限されています。また、50人を超えるグループで集まることができなくなりました。
- プラン職員
- COVID-19はあなた自身にどのような影響を与えましたか?
- オウモール
- 学校がすべて閉鎖されたため、学校に行っていません。週末に物売りをすることもできなくなりました。今はほとんど家にいるので、この機会を利用して勉強したり、両親の家事を手伝ったりしています。
- プラン職員
- 若者クラブのメンバーとして、COVID-19の感染拡大を防ぐためにどのように貢献していますか?
- オウモール
- 50人を超えるグループで集まってはいけないという発表があったので、私たち若者クラブは、5人の小さなグループを組織して会議をすることにしました。日曜日は私のコミュニティの市場の日なので、私たちのグループはCOVID-19についての意識啓発の活動を行いました。自分で手作りした布マスクを着け、身体的距離(フィジカル・ディスタンス)を保ちながら、拡声器を使って市場にいる人々に働きかけました。でも、最近はこの活動を中止しています。ラマダンの期間に入って以降、とても厳しい暑さになり、外にずっと出ていられないためです。
家族に手洗い方法を教えるコミュニティボランティアの女性
(電話インタビューでの会話)
- ※「プラン・スポンサーシップ」でプラン・インターナショナルとともに活動し、村を代表してその成果を私たちに伝えてくれる子どもたちを“チャイルド”と呼んでいます。スポンサーになると、チャイルドとは手紙などで交流できます。
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