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マリからの手紙

親愛なるスポンサー様

2020年4月

バルエリ活動地域からご挨拶を申し上げます。

チヤイルド Hatouma M(小学校5年生、13歳)の手紙を紹介します。
「村に住んでいる私の友人や家族たちは元気です。私と家族も元気です。あなたもお元気でいらっしゃいますように。私は 新型コロナウイルス(COVID-19)の流行が終息し、通常の生活に戻るように心から願っています。学校は今、閉鎖されています。私は朝、顔を洗ったら家の掃除をし、皿を洗い、母から料理を習っています。最後に、新型コロナウイルス(COVID-19)で亡くなられたご家族の皆さまに心からお悔やみを申し上げます」

私たちは地方のラジオや国営テレビを通じて、マリはもちろんのこと、世界中で新型コロナウイルス(COVID-19)によってたくさんの方が亡くなっていることを知り、心を痛めています。バルエリ活動地域ではまだ感染者の報告はありませんが、住民たちは感染を危惧し、神経過敏な状態です。

写真:お手紙

※画像クリックで拡大します

プランは、地方ラジオ局を通じて情報を提供し、感染防止対策の必要性を訴える啓発活動を行っています。たとえば「石けん使用の手洗い」「最低1メートルの身体的距離(フィジカル・ディスタンス)の順守」「握手禁止」「大人数の集会禁止」「マスク着用」の実行です。

しかしながら、これらの防止対策の実施は現実的にはかなり困難です。ほとんどの家族にはマスクや石けんがありません。住民たちは常に食料入手に追われ、提示された防止策を厳しく守れません。さらに住民たちの習慣が大きな障壁になっています。家族は共同生活をし、同じ皿に盛った料理を食べ、命名式や結婚式には沢山の人が集まります。私たちは感染のリスクが多い環境の中で生活しているので、急速な感染拡大や死者の増加がとても心配です。私たちの生活習慣が新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大につながることを危惧しています。

加えて、私たちの村はすでに経済危機の状態です。学校は教員のストライキや新型コロナウイルス(COVID-19)の流行による閉鎖で、崩壊状態です。
私たちはあなたの国のことも心配しています。新型コロナウイルス(COVID-19)の流行が一日も早く終息し、平和な生活が戻るよう願っています。

Alou Diarra(コミュニティ・ボランティア)

写真:マリ

写真:マリ

  • ※「プラン・スポンサーシップ」でプラン・インターナショナルとともに活動し、村を代表してその成果を私たちに伝えてくれる子どもたちを“チャイルド”と呼んでいます。スポンサーになると、チャイルドとは手紙などで交流できます。

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