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親愛なるスポンサー様

2020年5月

子どもたちの様子

ほとんどの子どもたちは、家に留まっています。ときどき裏庭で遊んだり、木から実を採ったりしています。今、私たちの所では、スパニッシュプラムが季節です。隣人のチャイルドは、兄弟姉妹と一緒にズンバを踊って過ごしています。
夜は、テレビで新型コロナウイルス（COVID-19）やほかの国の様子をニュースで見ています。子どもたちは誰も散策したり、通りで遊んだりしていません。なぜなら私たちは子どもたちをウイルスとほかの危害から守りたいからです。

政府からの支援

先ほど申し上げたように、すべての人が生活に影響を受けています。でも困難な状況にもかかわらず、地方自治体は、人々が最低限の生活ができるよう最善を尽くしています。彼らは、多大な影響を受けている家族に現金を支給しています。地方自治体は、新型コロナウイルス（COVID-19）感染症の拡大をどのように防げばよいか、ガイドラインを用意しています。誰か症状や兆候があったとき、どこで、誰に相談をすればよいかアドバイスをし、適切な管理をしてくれています。
地方自治体は、ウイルスに感染している可能性のある人々のために施設を用意しました。新型コロナウイルス（COVID-19）の陽性者がでたときは、感染者の濃厚接触者を追跡します。コミュニティの役場の人たちも、新型コロナウイルス（COVID-19）に感染するリスクがあるにもかかわらず、一生懸命働いています。コミュニティのリーダーたちも、みんなに食料や生活に必要なものが届いているか確認しています。彼らは、それぞれの家族に安心してもらうため、個人的に家を訪問しています。
隣人同士、助け合っている人たちもいます。

安全の確保

地方の助産婦とコミュニティの保健婦は、コミュニティの人々の健康を継続的にモニターしています。コミュニティの役場の人達と一緒に、新型コロナウイルス（COVID-19）感染症の拡大を防ぐためのガイドラインを厳しく実行しています。昼夜、コミュニティの警察官は、感染した訪問者がコミュニティに入らないよう、警備しています。

私たちのコミュニティは、まだ外出禁止です。すべての人が、家に留まるよう言われています。家族の一人だけが食料や薬を買いに、町に買い物に行くことができます。コミュニティの役場は、家族一人にマーケットに行く許可証を発行しています。お酒とタバコの売買は、禁止されています。外出禁止令は、夜8時から朝6時までです。その間、コミュニティは本当に静かです。最初、通常の生活とはまったく違うので、慣れるのが大変でした。でも、これがコミュニティのためによいことだと思い、規則に従っています。家に留まることが、この困難な時期に、多大な犠牲を払って働いている人たちの大きな助けになるとコミュニティの警察官は言っています。

皆さまもこの時期、困難に直面していると思います。私は、このウイルスが根絶され通常の生活に戻ることができることを祈っています。支援を必要とする人々への皆さまの思いを、引き続きよろしくお願いいたします。思いやりのある心優しい皆さまに、御礼申し上げます。皆さまに神の祝福がありますように、神が世界を癒してくれますよう祈っております。

心をこめて

Lorebelle Villaram-Llarenas（コミュニティ・ボランティア）

• ※「プラン・スポンサーシップ」でプラン・インターナショナルとともに活動し、村を代表してその成果を私たちに伝えてくれる子どもたちを“チャイルド”と呼んでいます。スポンサーになると、チャイルドとは手紙などで交流できます。