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【活動国詳細】ドミニカ共和国

ドミニカ共和国は、カリブ海に浮かぶイスパニョーラ島の東部約3分の2を占め、ハイチと隣接しています。ちょうどハリケーンの進路と重なるため、毎年6~11月はハリケーンシーズンとなります。砂糖、コーヒー、タバコなどの農業、鉱業、軽工業が主な収入源でしたが、近年、観光業が成長しています。経済成長がみられる一方、社会開発が遅れ、都市部と農村部の格差が広がり、依然として農村部では深刻な貧困問題を抱えています。

遊具であそぶ子どもたち

遊具であそぶ子どもたち

ドミニカ共和国での活動


【活動国データ】

国が抱える問題

  • 乳幼児保育の仕組みが整っていないため、過半数の子どもたちが保育所に通っていないこと。また、家族に適切な授乳や子どもの発達過程についての知識がないため、子どもの健全な発育が阻まれていること。
  • 貧困や家庭・学校での暴力、ジェンダーに基づく差別以外にも、家族の教育への無理解や教師の質の低さ、不十分な学校設備などの理由により、子どもたちが安心して学べる学校環境が整っていないこと。
  • 親の多くが、依然として体罰をしつけと捉えているため、子どもたちの多くは家庭で心理的・身体的虐待の危険にさらされていること。また、貧困家庭の子どもたちは、時には危険を伴う児童労働に従事せざるを得ないこと。
  • 子どもや若者が自分の意見を言うことのできる場がないこと。また知識不足や女の子が弱い立場におかれていることから、10代の望まない妊娠が多いこと。
  • 災害や気候変動による被害が多く、生活に必要な食料の確保や被害防止をするためのサポートが必要なこと

プログラム別活動概要

1.乳幼児総合保育の推進

5歳未満の乳幼児の各家庭での健やかな成長を後押しするため、産前産後のケアや適切な授乳・栄養補給の仕方について保護者へのトレーニングを行います。また父親の育児への参加や年齢に会わせた子育て法を推進するため、コミュニティ母親アドバイザや子育てグループを通じて、情報提供を行います。

2.質の高い教育の提供

授業について行けなかったり、学校を途中で辞めてしまう恐れがある子どもたちを対象に、訓練を受けたボランティアの指導のもと学習できる場を学校の内外で提供します。また、保護者学校を通じて教育の重要性や子どもの権利についての親たちの意識を変え、子どもたちの可能性を伸ばせるように後押しします。

3.若者の経済力、社会参加の強化

自尊心やチームワーク、リーダーシップといった意識啓発や、就業や起業に役立つスキルの習得、そして、金融サービスの利用法など、将来に役立つライフ・スキルも身につけることができるように、とくに社会的に弱い立場に置かれているハイチ出身の若者や、女性を中心にした支援を行います。

4.子どもの保護の強化

子どもや家族へのトレーニングを実施して、子どもたちが自分の権利や身を守る方法、虐待を受けた際の通報の仕方などを学ぶことができるように支援します。

5.災害や気候変動への対応強化

子どもや若者向けトレーニングやコミュニティのイベントなどを通じて、コミュニティの人々が自ら災害リスクを洗い出し、災害による被害を軽減するための対策を学び、緊急時にも迅速に対応できるようにします。

基本データ

首都 サントドミンゴ
面積 4万8442km2(九州に高知県を合わせた広さ)
人口 約1053万人(2015年 世界銀行)
言語 スペイン語
宗教 カトリック

※出典:外務省ウェブサイト

ドミニカ共和国支援活動地図

地図をクリックすると拡大します

プラン・インターナショナルのデータ

活動開始年 1987年
チャイルド数 24018人
日本のスポンサーを持つチャイルド数 546人
昨年度プランが活動を行ったコミュニティの数 156
現地事務所 統括事務所:サント・ドミンゴ
# 3001(305)アスア
# 3002(306)サン・フアン
# 3003(307)バラオナ

※2018年1月現在

統計情報

  ドミニカ
共和国
日本 コメント
5歳未満児死亡率(1000人当たり) 31 3 日本の約10倍の子どもたちが5歳未満で命を落とす
5歳未満児死亡率の順位 68 179  
安全な水を利用できる比率(%) 94 99 農村部では86%
衛生施設を利用できる比率(%) 83 100 農村部では74%
初等学校の最終学年まで在学する率(%) 79 100 中等学校就学率は平均53%
成人識字率(%) 92  
国際貧困ライン1日1.90米ドル未満で暮らす人の比率(%) 2  
出生時の平均余命(年) 74 84  

※出典:ユニセフ世界子供白書2017より

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