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パラグアイは南米の内陸国であり、ボリビア、ブラジル、アルゼンチンと国境を接しています。1864~1870年に起きた三国戦争により、多くの人々が命を失い、復興に長い年月を要しました。農業を基幹産業とし、高い大豆の生産量を誇りますが、隣国への大豆その他の農作物の輸出で支えられた経済は、生産状況や国際価格に左右されるため脆弱です。貧困層の多くの人々は、農村部で農業に従事し生活しており、都市部と農村部、さらには農村部内で拡大する貧富の格差が深刻な課題となっています。

基本データ

首都
アスンシオン
面積
40万6752km2(日本の約1.1倍)
人口
約678万人(2022年 世界銀行)
言語
スペイン語、グアラニー語(共に公用語)
宗教
主にカトリック(信教の自由は憲法で保障)

※ 出典:外務省ウェブサイト

パラグアイの歴史・社会情勢

パラグアイにはもともと先住民族のグアラニー族が暮らしていました。1537年にスペインによって征服され、入植したスペイン人と先住民族とが婚姻関係を結び共存するようになります。1811年、他の南アメリカ大陸の植民地に先駆けて独立を果たしましたが、1864年~1870年にかけての「三国戦争」(ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ連合軍との戦争)に敗れたことで国土の4分の1を失い、人口も約50万人から半減するなど大きな痛手を負いました。1932年には国境をめぐりボリビアとの間で紛争が勃発(チャコ戦争)。勝利したものの財政的には疲弊しました。1954年からストロエスネル将軍による独裁政権が続きますが、1989年にクーデターが発生。総選挙を経て、クーデターを主導したロドリゲス将軍が大統領に就任しました。制憲議会招集、表現の自由の確保、経済自由化など、民主化への基盤が築かれました。現在の元首は2023年に就任したサンティアゴ・ペニャ大統領です。

パラグアイ 国情報 基本情報(JICA)

パラグアイの宗教

17世紀以降、イエズス会などによってキリスト教が広められ、現在は人口の8割以上がカトリックを信仰しています。世界遺産「ラ・サンティシマ・トリニダード・デ・パラナとヘスース・デ・タバランゲのイエズス会伝道施設群」も有名です。パラグアイで最も重要な宗教的祝祭は、12月8日の「カアクペの聖母」のお祝いです。聖母が祀られているカアクペ大聖堂には、国中から多くの人々が訪れ、祈りを捧げます。

パラグアイが抱える問題

  • 児童婚(早すぎる結婚)と強制結婚が多い

    2013年から2019年の間に1万9726件の児童婚・強制結婚が報告されており、そのうち83%は女の子です。

  • 10代での妊娠が多い

    10歳~19歳までの女の子の妊娠が、毎日2万件も登録されています。また、1日あたり2人の女の子が、わずか10歳~14歳で出産しています。

  • 子ども、特に女の子に対するジェンダーに基づく暴力が横行している

    子どもに対する性的虐待が1日あたり9件発生しています。2023年は計3800件のケースが発生。被害者の85%を0歳~17歳の子ども、女の子が占めています。

  • 子どもたちが十分な教育機会を得られない

    子どもや若者の60%が中途退学などによって学校を修了できません。14歳~17歳までの先住民族の子どもたちの43.5%は学校に通っていません。また、子どもたちを住み込みの家事使用人として一時的に裕福な家へ働きに出すCriadazgo(クリアダズゴ)という慣習も横行しています。

プラン・インターナショナルの取り組み

  • 1.ジェンダーに基づく暴力や搾取からの子どもと若者の保護

    子どもや若者たちが、有害な慣習のない環境で生活できるよう、ジェンダーに基づく暴力についての知識、暴力に対処するためのスキルを得られるよう支援します。また、子どもや若者だけでなく、学校や自治体、警察、保護者、コミュニティのリーダーたちにも働きかけ、地域の女の子、男の子、多様なジェンダーの子どもたちの権利が守られる環境づくりに取り組みます。

  • 2.子どもと若者のリーダーシップ促進・強化

    子どもや若者たちの参加や能力強化を支援し、自分自身の体のことや生き方について、正しい知識や情報に基づいた意思決定ができるよう後押しします。家庭や社会で弱い立場に置かれがちな女の子のリーダーシップ強化にも取り組みます。

出典:Country strategy 2024-2028 (Plan International Paraguay)

パラグアイでの活動

パラグアイでの活動一覧

プラン・インターナショナルのデータ

プラン・スポンサーシップを通じて、チャイルドと交流できます。

活動開始年
1994年
チャイルド数
24785人
日本のスポンサーを持つチャイルド数
626人
現地事務所
統括事務所:アスンシオン
# 4046 パラグアリ・グアイラ
# 4047 カーグアス
# 4048 サンペドロ

プラン・スポンサーシップでご支援をいただくと、地域を代表する子ども(チャイルド)と手紙で交流することができます。

※2024年7月現在

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