インドは、南アジア随一の面積と世界第1位の人口がいる大国であり、14億人を超える国民は、多様な民族、言語、宗教、文化によって構成されています。歴史的にはガンディーの生誕地として有名で、近年の急速な経済発展が目覚ましい状況です。一方、カーストやジェンダー(社会的性別)に基づく差別が根深く、教育や保健などの基礎的社会サービスや経済面で、国内での発展度合いに大きな格差が存在し、依然として多くの貧困人口を抱えています。
基本データ
- 首都
- ニューデリー
- 面積
- 328万7469km2(インド政府資料:パキスタン、中国との係争地を含む)
- 人口
- 14億1717万人(2022年 世銀資料)
- 言語
- 連邦公用語はヒンディ語、他に憲法で公認されている州の言語が21
- 宗教
- ヒンドゥー教徒79.8%、イスラム教徒14.2%、キリスト教徒2.3%、シク教徒1.7%、仏教徒0.7%、ジャイナ教徒0.4%
※ 出典:外務省ウェブサイト
インドの歴史・社会情勢
インドの歴史は、紀元前2600年頃のインダス文明に始まります。ヴェーダ時代を経て、マウリヤ朝やグプタ朝などが統一国家を形成しました。中世にはイスラム教の影響を受け、ムガル帝国が繁栄しましたが、18世紀以降イギリスの植民地となり、1947年に独立しました。独立後は多民族・多宗教国家として成長を続け、経済も急速に発展しています。一方、カースト制度や貧富の格差、宗教間の対立といった社会問題も依然として残っています。これらの要因が複雑に絡み合い、インド社会の多様性は依然として維持されています。
インドの宗教
インドは多様な宗教と文化を持つ国です。主要な宗教にはヒンドゥー教、イスラム教、シーク教、キリスト教、仏教、ジャイナ教などがあり、特にヒンドゥー教が最も広く信仰されています。食文化も宗教に強く影響されており、例えばヒンドゥー教徒は牛肉を避け、イスラム教徒は豚肉を避けます。インドの食事は地域によって異なり、北インドの料理はタンドリーチキンやビリヤニが有名で、南インドではドーサやサンバルが親しまれています。スパイスが豊富に使われ、米やパン(チャパティ、ナン)も主食として広く食べられています。
インドが抱える問題
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貧困層の子どもの栄養不良が高いこと
経済成長を遂げる一方で、人々の間に経済格差が生まれています。特に貧困層の子どもたちが栄養不良に陥っています。また母子保健サービスの不足により子どもたちが健康に成長できる環境が整っていません。
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衛生的な環境が確保されていないこと
いまだに屋外排泄の習慣が残っており、衛生的な生活が送れない人々がいます。不衛生な環境から感染症などが蔓延し、子どもたちが病気にかかるケースもあります。
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教育課程が進むにつれ修了率が落ちていること
中等教育以降の教育課程の修了率が落ちてきています。前期中等教育(日本の中学に相当)から下降傾向にあり、後期中等教育(日本の高校に相当)では、男女いずれも50%を下回り、さらには男女間での格差も生まれています。
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女性が暴力や搾取の被害にあっていること
性的虐待、レイプ、ドメスティック・バイオレンスなどのジェンダーに基づく暴力が頻発しています。被害にあった女の子や女性たちは、自身に非があったかのような不当な差別やさらなる暴力を受けることがあります。
プラン・インターナショナルの取り組み
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1.子どもたちの健康向上
コミュニティの子どもたちや母親と乳幼児に対して健康維持や病気予防に関する啓発活動を行います。母子保健に関する正しい知識を広めることで、乳幼児や妊産婦の死亡を防ぎ、HIVの母子感染や貧血などその他の病気の予防を含めた健康向上を図ります。
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2.水と衛生状況の改善
衛生的な給水設備やトイレの設置を支援するとともに、家庭や学校で手洗いなどの衛生習慣の普及を進めます。さらに、屋外排泄の根絶へ向けて、意識啓発活動を自主的に行う住民主体の組織を増やします。
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3.質の高い教育支援
すべての子どもたち、特に弱い立場に置かれている女の子たちが、中等学校までの10年間の学校教育を修了することを目指します。このような活動を持続的・自発的なものにするため、プログラムの策定と意識啓発に参加する子ども主体の組織づくりを強化します。
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4.ジェンダーに基づく暴力の防止と啓発活動
ジェンダーに基づく暴力の防止に関する啓発活動を推進し、被害にあった女の子・女性を保護します。さらに、政策提言を通じて問題の根本的な解決を目指し、行政機関や関係者の能力強化を図ります。
現在支援している地域
インドでは、基幹支援のプラン・スポンサーシップのほか、プラン・グローバルサポーターを実施しています。
「暴力の被害にあった女の子を守る」プロジェクト
- 支援地域
- テランガーナ州 メダック県、オーディシャー州 コルダ県
- 支援期間
- 2024年1月~
- 支援地域の課題
- ジェンダーに基づく暴力が頻発
- レイプ、性的虐待、ドメスティック・バイオレンス(DV)などの被害
- 性暴力に関する専門知識が不足
- 適切な裁判をうけるための知識の不足
インドでの活動
プラン・インターナショナルのデータ
プラン・スポンサーシップを通じて、チャイルドと交流できます。
- 活動開始年
- 1979年
- チャイルド数
- 33445人
- 日本のスポンサーを持つチャイルド数
- 795人
- 現地事務所
- 統括事務所:ニューデリー
# 6001 デリー
# 6002 ルンカランサル
# 6003 バッジュ
# 6004 ガイルサイン
# 6005 ムザファルプール
# 6008 マハラジガンジ
# 6011 ウッタルカシ
# 6012 ハイデラバード・ノース
# 6013 ウダイプール
# 6031 ブバネシュワル
# 6096 ヴァラナシ
# 6097 パトナ
# 6102 ランチ
# 6103 ラージダニ
# 6111 ハイデラバード・サウス
# 6112 オディシャ
プラン・スポンサーシップでご支援をいただくと、地域を代表する子ども(チャイルド)と手紙で交流することができます。
※2021年6月現在






