【活動国詳細】ジンバブエ
ジンバブエは1980年に英国から独立後、社会基盤が整備され、豊富な鉱物資源に恵まれ、農業・鉱業・工業が発達したことにより、アフリカで最も将来有望な国のひとつと位置づけられていました。しかし、1990年代の後半以降、経済政策の失敗による混乱、国際社会からの孤立、自然災害やHIVとエイズの蔓延などにより、深刻な貧困問題を抱えています。
学校菜園プロジェクトに参加する子どもたち
寄付募集中のプロジェクト
ジンバブエでの活動
【活動国データ】
国が抱える問題
- 施設の数や設備が不十分であるため、保育所に通う子どもたちが少ないこと。また、初等・中等教育では、教室の数が足りず、教師の質が低いことから、途中で学校をやめてしまう生徒が多いこと。
- 学校や家庭、コミュニティにおいて、さまざまな形態の虐待や暴力の件数が増加傾向にあり、子どもたちが危険にさらされていること。
- 産前産後のケアや保健サービスが脆弱であるため、5歳未満の子どもや妊産婦死亡率が高いこと。
- 雨量に頼る農法のため、農作物の収穫量は気候の影響を受けやすく、度重なる干ばつや洪水により多くの農家では食糧が安定的に確保できないこと。
プログラム別活動概要
1.質の高い基礎教育の提供
親や保護者へのトレーニングを通じてコミュニティの保育所運営を支援します。また、初等・中等教育の就学・修了率を高めるため、学校を途中でやめてしまった子どもたちが復学への「セカンドチャンス」を得られるように後押しします。
2.子どもの保護と若者の参加の推進
子どもを保護するための仕組みの強化を進めます。また男の子や父親、宗教指導者への働きかけを通じて、すべての子どもたちの保護に関しての意識を高めます。
3.母子保健の改善
地域社会と協力して保健職員の能力育成や医療保健サービスの改善に取り組み、適切な病院への紹介システムの構築などを支援して、母親と子どもたちが質の高い保健サービスを受けられるようにします。また、学校に通う子どもたちや若者を対象とした性と生殖に関する健康についての知識向上を後押しします。
4.持続可能な生計手段の確保
干ばつ、洪水など気候変動による自然災害に対応するためにコミュニティごとの災害対応力強化を図ります。また、各家庭向けには、小粒穀物の生産奨励や収穫後の管理ノウハウのトレーニング、家畜繁殖・飼育プログラムの実施などを通じて持続可能な生計手段を確保できるように支援します。
基本データ
首都 | ハラレ |
---|---|
面積 | 38万6000km2(日本よりやや大きい) |
人口 | 1444万人(2018年 世界銀行) |
言語 | 英語、ショナ語、ンデベレ語 |
宗教 | キリスト教、土着の伝統宗教 |
※出典:外務省ウェブサイト
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プラン・インターナショナルのデータ
活動開始年 | 1986年 |
---|---|
チャイルド数 | 33055人 |
日本のスポンサーを持つチャイルド数 | 1050人 |
昨年度プランが活動を行ったコミュニティの数 | 763 |
現地事務所 |
統括事務所:ハラレ # 2044(111)チレジ # 2045(112)ブラワヨ # 2046(113)ハラレ # 2047(114)マニカランド # 2049(159)クエクエ |
※2020年6月現在
統計情報
ジンバブエ | 日本 | コメント | |
---|---|---|---|
5歳未満児死亡率(1000人当たり) | 46 | 2 | 日本の約23倍の子どもたちが5歳未満で命を落とす |
出生時の平均余命(年) | 61 | 84 | |
安全な水を利用できる比率(%) | 64 | 99 | 農村部ではさらに低く50% |
家庭用トイレを利用できる比率(%) | 36 | 100 | 6割以上が家庭用トイレを利用できない |
初等学校の最終学年まで 在学する率(%) |
女の子 89 男の子 87 |
― | 前期中等学校は 女の子74% 男の子66% |
15~24歳の識字率(%) | 女性 93 男性 88 |
― | |
現在20~24歳のうち、18歳以下で結婚した割合(%) | 女の子 32 男の子 1 |
― | |
15~19歳の女の子の出産率(1000人当たり) | 78 | 4 |
出典:ユニセフ世界子供白書2019
- ※ジンバブエのSDGジェンダー指標スコア(イコール・メジャーズ2030より)は、53.7です
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