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シエラレオネはアフリカ西海岸に位置し、ギニアとリベリアに隣接する、鉱物・海洋・農業など多様な資源に恵まれた国です。長期にわたる内戦で社会・経済基盤が深刻な打撃を受け、内戦終結後は国際支援を受けながら復興を進めてきました。しかし、その過程でエボラ出血熱の大流行という重大な危機にも直面し、国全体が甚大な影響を受けました。現在も教育・保健・生計の各分野で課題が残り、多くの人々が貧困のなかで厳しい生活を送っています。

基本データ

首都
フリータウン
面積
7万1,740km2(日本の約5分の1)
人口
約864万人(2024年 世界銀行)
言語
英語(公用語)、クリオ語、メンデ語、テムネ語他
宗教
イスラム教60%、キリスト教10%、アニミズム信仰30%

※ 出典:外務省ウェブサイト

シエラレオネの歴史・社会情勢

シエラレオネは1961年にイギリスから独立した西アフリカの国で、豊かな鉱物資源や海洋資源に恵まれています。しかし、1990年代に勃発した長期内戦により社会・経済基盤が深刻な被害を受けました。内戦後は国際支援のもと復興が進んだものの、エボラ出血熱の大流行で保健・教育・雇用など幅広い分野が再び打撃を受けました。現在も貧困や若者の失業、地域・ジェンダー格差が大きな課題で、持続可能な開発と安定した社会づくりが求められています。

シエラレオネの宗教

シエラレオネは多民族社会で、イスラム教とキリスト教を中心に、伝統宗教の慣習も広く受け継がれています。宗教間の寛容性が高く、地域の協議会が和平と共存を支える役割を果たしています。文化面では音楽やダンス、物語文化が生活に深く根づき、通過儀礼やコミュニティ行事が社会的つながりを強めています。公用語の英語に加え、広く使われるクリオ語や多様な民族語が共存し、多文化が融合する独自の社会を形づくっています。

シエラレオネが抱える問題

  • 子どもたちの教育機会が限られていること

    都市と農村の格差、家庭の貧困、障害への理解不足など複数の要因が重なり、すべての子どもが平等に学べる環境が整っていません。特に女の子や若い女性は早すぎる結婚(児童婚)や家事労働の負担、通学環境の不備などにより教育を続けることが難しく、将来の選択肢が狭められています。

  • 子どもたち、若者の意思決定・リーダーシップ機会が乏しいこと

    社会に根強く残るジェンダー規範や伝統的価値観により、子どもたちや若者、特に女の子が自分の意見を表現したり、地域活動で役割を担ったりする機会が限られています。若い女性が教育や職業訓練にアクセスしにくいことも関係し、意思決定の場から排除されがちです。その結果、男女格差が固定化され、社会全体の包摂的な発展が妨げられています。

  • 暴力や有害な慣習の影響を受けていること

    児童婚や危険な伝統的慣習、家庭内暴力などが依然として存在し、女の子の安全と尊厳が損なわれています。さらに、司法や保護サービスの不足により被害を受けても支援につながりにくい状況です。暴力による心身への影響は深刻で、教育の継続や将来の機会を奪い、貧困につながっています。

プラン・インターナショナルの取り組み

  • 1.子どもたちへの教育支援

    都市と農村の格差や貧困、障害への理解不足などで教育が制限されている子どもたちに対し、インクルーシブで安全な学習環境を整備します。特に女の子や弱い立場に置かれた子どもが小・中学校へ通い続け、修了できるよう、学習支援・通学環境の改善・保護者への啓発などを組み合わせて取り組みます。

  • 2.若者のリーダーシップ強化と意思決定への参画支援

    ジェンダー規範や社会慣習によって意思決定の場から排除されがちな女の子や若者が、自分の意見を表明し、地域で主体的に活動できるよう能力強化を行います。男女問わず若い世代がコミュニティの課題解決に参画し、リーダーシップを発揮できる機会を広げ、地域の包摂的な発展につなげます。

  • 3.政府への働きかけと保護体制の強化

    児童婚や女性性器切除(FGM)などの有害な慣習から女の子を守るため、政府と連携して法律や政策の改善を促し、子どもの保護体制を強化します。司法・行政・地域組織への能力強化を通じ、暴力や虐待を受けた際に適切な保護と支援につながる仕組みづくりを進め、女の子が安心して成長できる社会をめざします。

シエラレオネでの活動

シエラレオネでの活動一覧

プラン・インターナショナルのデータ

プラン・スポンサーシップを通じて、チャイルドと交流できます。

活動開始年
1976年
チャイルド数
16,110人
日本のスポンサーを持つチャイルド数
285人
現地事務所
統括事務所:フリータウン
# 1060 ノースウェスタン・シエラレオネ
# 1061 サウスイースタン・シエラレオネ

プラン・スポンサーシップでご支援をいただくと、地域を代表する子ども(チャイルド)と手紙で交流することができます。

※2025年12月現在

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